ふくおかの食で
健康メニュー
【秋】きのこごはん&鮭のホイル焼きチーズ風味
- ライフステージ
- 高齢期
- 健康課題
- 低栄養・ロコモティブシンドローム
- ①きのこごはん
- ②鮭のホイル焼きチーズ風味
- ③ほうれん草のごま和え
- ④かぶのすり流し汁
- ⑤ぶどう
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健康豆知識
【各ライフステージにおける健康課題や食習慣について】
・加齢に伴い、骨の量は次第に減ると、骨粗鬆症に至ります。骨粗鬆症になると、骨折しやすくなり、寝たきりになることもあります。女性は、男性よりも骨の量が少なく、また閉経による女性ホルモン欠乏の影響で、骨粗鬆症になりやすいです。
・骨粗鬆症の予防には、食事と運動が重要です。食事では、骨の材料になるカルシウムを積極的に摂ることが大切です。カルシウムは1日700-800mg摂取することが推奨されており、乳製品、小魚、大豆製品、緑黄色野菜などに多く含まれています。また、腸でのカルシウムの吸収を促進するビタミンDの摂取も勧められます。ビタミンDは、鮭などの魚やきのこ類に多く含まれています。ビタミンDは、紫外線により皮膚でも合成され、1日20-30分の日光浴で1日分のビタミンDが作られるとされています。さらに緑黄色野菜・納豆に含まれるビタミンKや、たんぱく質も十分な摂取が推奨されています。
【献立のポイントと福岡県産食材の紹介】
・本献立は、低栄養やロコモティブシンドロームの予防や改善を目的としてたんぱく質、1日の1/3のカルシウム等を摂取できるように工夫されています。
・しめじは、腸内環境を整える不溶性食物繊維や肝臓の代謝機能を高めたり成長ホルモンの分泌に影響するオルニチンを豊富に含みます。
・えのきだけには、腸内で善玉菌を増やしたり、有害物質を吸着排泄する役割があるといわれる食物繊維の一種のキノコキトサンや、がん抑制効果があるといわれる糖たんぱく質のEA6、副交感神経の働きを高めるGABAやストレスを和らげる効果を持つパントテン酸が含まれます。
栄養価
栄養素 | ー1食当たりの摂取基準 | 本メニュー1食当たりで摂取できる量 |
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エネルギー量 | ー | 580 kcal |
たんぱく質 | ー | 28.0g |
脂質 | ー | 11.2g |
炭水化物 | ー | 87.9g |
飽和脂肪酸 | ー | 3.01g |
食物繊維 | ー | 7.1g |
食塩相当量 | ー | 2.8g |
カリウム | ー | 1574mg |
カルシウム | ー | 220mg |
鉄 | ー | 3.7mg |
ビタミンA | ー | 349μg |
ビタミンB1 | ー | 0.49mg |
ビタミンB2 | ー | 0.45mg |
ビタミンC | ー | 67mg |
ビタミンD | ー | 20.5μg |
葉酸 | ー | 256μg |
【秋】きのこごはん&鮭のホイル焼きチーズ風味
①きのこごはん
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[材料・分量] (1人分)
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作り方
1.にんじんはせん切り、ぶなしめじとまいたけはほぐす。えのきは食べやすい大きさに切り、ほぐす。
2.洗米した米、にんじん、しめじ、えのき、まいたけ、だし、調味料を入れて炊く。
②鮭のホイル焼きチーズ風味
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[材料・分量] (1人分)
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作り方
1.たまねぎは薄切り、ピーマンは輪切りする。ミニトマトは1/2に切る。
2.アルミホイルの中央に鮭をのせ、たまねぎ、ピーマン、ナチュラルチーズ、ミニトマトをのせ、酒、しょうゆ、こしょうをふって包む。
3.フライパンに2を並べ、少量の水(分量外、1㎝程度)を加える。沸騰したら蓋をして弱火で15分加熱する。
4.火が通ったらホイルを開いてレモン汁を振り、器に盛る。
③ほうれん草のごま和え
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[材料・分量] (1人分)
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作り方
1.ほうれん草はゆでて3cm長さに切る。
2.ねりごま、砂糖、しょうゆ、みりん、酒を合わせる。
3.ほうれん草を和え、いりごまを振る。
④かぶのすり流し汁
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[材料・分量] (1人分)
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作り方
1.かぶはすりおろし、葉は粗みじんに切り、水気を切る。
2.鍋にだしを入れて加熱し、沸騰したらしょうゆを加えて混ぜる。
3.水溶き片栗粉を加えてとろみがついたらかぶを加えて混ぜ、さっと煮て器に盛り、かぶの葉をのせる。
⑤ぶどう
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[材料・分量] (1人分)
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作り方
1.ぶどうはきれいに洗って器に盛る。