ふくおかの食で
健康メニュー
【秋】秋菜飯&れんこん入り鶏ハンバーグ
- ライフステージ
- 高齢期
- 健康課題
- 低栄養・ロコモティブシンドローム
- ①秋菜飯
- ②れんこん入り鶏ハンバーグ
- ③ブロッコリーのみそマヨ和え
- ④かぶと柿のなます
- ⑤春菊のすまし汁
- ⑥りんご
|
健康豆知識
【各ライフステージにおける健康課題や食習慣について】
・加齢に伴い心身の機能が低下した状態をフレイル(虚弱)といいますが、低栄養とサルコペニア(筋肉減少症)が主な原因となります。フレイル対策では、食べる力が重要です。
・近年、オーラルフレイル(口のフレイル)という概念が注目されています。虫歯、歯周病、ささいな口の機能低下(滑舌低下、食べこぼし、むせ、噛めない食品が増えるなど)を放置すると、食欲低下、食品の多様性低下、さらに口腔機能低下が生じ、食べる機能が障害され、フレイルを悪化させる結果になります。
・自分自身の口の中の健康状態を意識して、定期的に歯科受診し、おいしく食べ続けることができる口腔機能を維持・管理することが重要です。
【献立のポイントと福岡県産食材の紹介】
・人間は、低栄養やロコモティブシンドロームのような状態に近づくと、筋力や咀嚼する力、嚥下(飲み込む)の力が衰え、硬い食材などが食べにくくなります。本献立は、たんぱく質量を確保しながら、咀嚼をしっかり促し、食べる力を維持できることを目標にした献立です。食物繊維は1日目標量の50%と高く腸の動きの活性化も期待できます。
・ブロッコリーには、ビタミンC、カロテン、鉄、食物繊維が豊富に含まれており、骨や血液の健康に重要なビタミンK、葉酸の含有率も緑黄色野菜の中でトップクラスです。
栄養価
栄養素 | ー1食当たりの摂取基準 | 本メニュー1食当たりで摂取できる量 |
---|---|---|
エネルギー量 | ー | 556kcal |
たんぱく質 | ー | 20.0g |
脂質 | ー | 14.8g |
炭水化物 | ー | 85.1g |
飽和脂肪酸 | ー | 3.33g |
食物繊維 | ー | 6.0g |
食塩相当量 | ー | 2.7g |
カリウム | ー | 1044mg |
カルシウム | ー | 149mg |
鉄 | ー | 2.7mg |
ビタミンA | ー | 184μg |
ビタミンB1 | ー | 0.30mg |
ビタミンB2 | ー | 0.28mg |
ビタミンC | ー | 88mg |
ビタミンD | ー | 0.3μg |
葉酸 | ー | 2256μg |
【秋】秋菜飯&れんこん入り鶏ハンバーグ
①秋菜飯
|
[材料・分量] (1人分)
|
作り方
1.米は、30分程度浸水し、炊飯する。
2.炊きあがったら、ゆでたかぶの葉を混ぜ、白ごまを盛る。
②れんこん入り鶏ハンバーグ
|
[材料・分量] (1人分)
|
作り方
1.白ねぎはみじん切りにし、軽く炒める。れんこんは皮をむき、飾り用に1枚薄切りにし、残り半分をみじんぎり、もう半分をすりおろす。
2.ボウルに鶏ひき肉、水気を切った豆腐、1と溶き卵、すりおろしたしょうが、しょうゆを入れかき混ぜる。
3.フライパンを中火にかけ、油をひき2をそれぞれ分け焼いていく。半分ほど色が変わったらひっくり返し、ふたをして蒸し焼きにする。飾り用のれんこんは焼いておく(または素揚げ)。
4.大根はおろし、かぼすはくし切りにする。
5.大葉の上に1のハンバーグ、飾り用のれんこん、4のおろし大根、かぼすを盛り付ける。
※写真では、ブロッコリーのみそマヨ和えを添えています。
③ブロッコリーのみそマヨ和え
|
[材料・分量] (1人分)
|
作り方
1.ブロッコリーは小さめに切り、にんじんは型抜いたあとゆでておく
2.1をマヨネーズ、みそ、すりごまで和えて、皿に盛る。
※写真では、れんこん入り鶏ハンバーグに添えています。
④かぶと柿のなます
|
[材料・分量] (1人分)
|
作り方
1.かぶとにんじんは千切りにし、塩麹にしばらくつけておく。
2.柿も千切りにしておく。
3.調味料をあわせ、水気を切った1と2と和え、皿に盛る。
⑤春菊のすまし汁
|
[材料・分量] (1人分)
|
作り方
1.春菊、ぎんなんは下ゆでし、かまぼこも切ってさっと火を通す。
2.だしに調味料で味をつけ、1を入れた椀に注ぐ。
⑥りんご
|
[材料・分量] (1人分)
|
作り方
1.りんごを食べやすい大きさに切る。