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【冬】おにぎり2種&枝豆とカニのあんかけ卵

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朝食を食べよう!

献立

  • おにぎり2種
  • 枝豆とカニのあんかけ卵
  • 春菊とにんじんのナムル
  • キャベツと厚揚げのみそ汁
  • フルーツヨーグルト

使用している
福岡県農林水産物

  • 福岡有明のり
  • 大葉
  • 根深ねぎ
  • リーフレタス
  • ミニトマト
  • 春菊
  • にんじん
  • もやし
  • 葉ねぎ
  • キャベツ
  • 厚揚げ
  • にら

健康豆知識

【各ライフステージにおける健康課題や食習慣について】
朝食と脳活動
 高等学校に通う生徒294人を対象に朝食と学校の成績を調査した英国の報告を紹介します。対象者は学校のある日に朝食をほとんど、または全くとらない者は29%、時々とる者が18%、ほぼ毎日食べる者が53%でした。高校生は1年生のときに全国統一試験を受けますが、試験結果は9段階で評価されます。対象者の朝食とこの試験の評価を解析したところ、朝食をほとんどとらない生徒は、ほぼ毎日摂る生徒よりも約2段階低いことが明らかになりました。これまでの研究で朝食をとることは、授業での集中力、学習の準備、時間厳守の改善などに関連があり、朝食は身体的な影響ばかりでなく、学習態度にも影響することがわかってきました。
 東北大学の川島隆太教授の朝食の欠食と脳活動に関する研究によると、朝に栄養調整食品(5大栄養素をバランスよく含む食品)を飲んだ場合、糖液や水だけ(朝食欠食に相当します)を飲んだ場合と比べて、脳の前頭前野内側面(前頭前野は能動的な注意や意思、意欲に関わる領域)での活動が高くなっていることがわかっています。この研究から朝食を欠食するばかりでなく、ただ糖分をとるだけの朝食では脳の活動に良い影響はなく、やはり栄養バランスの取れた朝食が重要であることがわかりました。

【献立のポイントと福岡県産食材の紹介】
・主食は、のりやチーズ、鮭を具にして食べやすくおにぎりにしました。のりやチーズ、鮭には、成長期には欠かせないマグネシウムやカルシウム、ビタミンDが豊富に含まれています。
・主菜は朝から簡単にできる卵を用いて、たんぱく質が豊富な枝豆を加え、あんかけ卵にしました。また、カニ缶を加えることで風味がよく、食欲をそそります。
・副菜のナムルは、旬の春菊とにんじんを用いることで、ビタミンAやビタミンCを強化することができ、免疫力アップにつながります。
・汁物には旬のキャベツとにら、厚揚げを用いた具だくさんみそ汁としました。寒い冬での体温まる一品です。

栄養価

栄養素 ー1食当たりの摂取基準 本メニュー1食当たりで摂取できる量
エネルギー量 816kcal
たんぱく質 34.7g
脂質 25.7g
炭水化物 109.0g
飽和脂肪酸 6.51g
食物繊維 7.9g
食塩相当量 3.2g
カリウム 1256mg
カルシウム 434mg
6.6mg
ビタミンA 495μg
ビタミンB1 0.43mg
ビタミンB2 0.66mg
ビタミンC 40mg
ビタミンD 2.6μg
葉酸 297μg

【冬】おにぎり2種&枝豆とカニのあんかけ卵

おにぎり2種

[材料・分量] (1人分)

100g
150g
福岡有明のり
1g
福岡有明のり (つくだ煮)
5g
焼き鮭
10g
白ごま
3g
プロセスチーズ
10g
大葉
1g

作り方

1.分量の水で炊いたごはんは、半分はのりのつくだ煮を具として三角に握り、焼きのりを巻く。
2.残り半分のごはんには、焼いた鮭をほぐしたものと、5mmのさいの目切りにしたプロセスチーズ、白ごまを混ぜ、三角に握り焼きのりを巻く。
3.大葉は2つのおにぎりの間に挟み、盛り付ける。

枝豆とカニのあんかけ卵

[材料・分量] (1人分)

60g
根深ねぎ
5g
カニ水煮(缶)
20g
サラダ油
3g
中華だし(スープ)
20g
砂糖
2g
穀物酢
3g
濃口しょうゆ
2g
片栗粉
1g
枝豆
20g
リーフレタス
5g
ミニトマト
10g

作り方

1.割りほぐした卵の中に、みじん切りにしたねぎ、枝豆とカニを入れる。
2.油を熱して1を加え、卵を真ん中に寄せて丸く焼き、半熟になったら裏返して焼く。
3.中華だし、砂糖、酢、しょうゆを合わせた調味液を熱して、5倍の水(分量外)を加えた片栗粉でとろみをつけ、あんを作る。
4.4つ切りにした卵を器に盛り、あんをかけて、飾りの枝豆、リーフレタスとミニトマトを添える。

春菊とにんじんのナムル

[材料・分量] (1人分)

春菊
60g
にんじん
10g
もやし
10g
葉ねぎ
2g
薄口しょうゆ
3g
3g
砂糖
1g
ごま油
2g
いりごま
1g
とうがらし
0.1g

作り方

1.春菊はゆで、3cm長さに切る。にんじんは3cm長さの千切りにしてゆでる。もやしもさっとゆでる。葉ねぎは小口切りに切る。
2.1の材料を調味料で和え、器に盛り付ける。

キャベツと厚揚げのみそ汁

[材料・分量] (1人分)

キャベツ
20g
厚揚げ
30g
かつお・昆布だし
150g
淡色辛みそ
10g
にら
2g

作り方

1.キャベツは2cm幅の短冊切り、厚揚げは油抜きをした後、2cmのさいの目切りにする。
2.だし汁でキャベツ、厚揚げを煮た後、みそを溶かし入れ、2cm長さに切ったにらを加え、器に盛る。

フルーツヨーグルト

[材料・分量] (1人分)

りんご
30g
バナナ
30g
ヨーグルト(無糖)
50g

作り方

1.りんごは良く洗い2cm厚さのいちょう切り、バナナは皮をむき1cm厚さの輪切りにする。
2.1をヨーグルトで和え、器に盛る。

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