ふくおかの食で
健康メニュー
【冬】サバのみそ煮&しっとり卯の花
- ライフステージ
- 青年期
- 健康課題
- これから家庭を持ち、親になる一世代へ
- ①サバのみそ煮
- ②しっとり卯の花
- ③野菜の揚げ浸し
- ④やまといものすり流し汁
- ⑤雑穀ごはん
- ⑥ポンカン
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健康豆知識
【各ライフステージにおける健康課題や食習慣について】
・社会人となり、仕事が忙しくなると、毎日の食事が外食やコンビニの弁当に頼りがちになる人も多いと思います。外食の利用頻度が高い人は、主食・主菜・副菜のそろう頻度が低い傾向にあります。
・農林水産省では、外食したり弁当を買うときなどに工夫できることを紹介しています。
①セットメニューや幕の内弁当など、主食、主菜、副菜の揃ったもので、栄養素をバランスよく摂る。
②丼物や麺類などの単品メニューにはサラダを追加する。
③栄養成分表示で塩分などをチェックする。
・最近は、食事に含まれる栄養成分を表示しているレストランも増えてきています。情報を活用して、自分自身の健康に結び付けていきましょう。
【献立のポイントと福岡県産食材の紹介】
いつでもどこでも様々な食材が手に入る現代においても、食材の「旬」を意識することは栄養学的に重要となるだけでなく、食生活も豊かになります。本献立では冬の食材をふんだんに使用しており、例えばブロッコリーには、カロテン、ビタミンK、ビタミンC、鉄、食物繊維が多く含まれます。また、若い人にとって食べる機会が少ない「おから」も使用しました。おからは食物繊維やたんぱく質が豊富に含まれますので、代々引き継いでいったほうがよいと思われる食材の1つです。
栄養価
栄養素 | ー1食当たりの摂取基準 | 本メニュー1食当たりで摂取できる量 |
---|---|---|
エネルギー量 | ー | 750kcal |
たんぱく質 | ー | 29.6g |
脂質 | ー | 21.4g |
炭水化物 | ー | 119.5g |
飽和脂肪酸 | ー | 4.53g |
食物繊維 | ー | 13.2g |
食塩相当量 | ー | 3.9g |
カリウム | ー | 1560mg |
カルシウム | ー | 128mg |
鉄 | ー | 3.7mg |
ビタミンA | ー | 276μg |
ビタミンB1 | ー | 0.50mg |
ビタミンB2 | ー | 0.47mg |
ビタミンC | ー | 82mg |
ビタミンD | ー | 3.3μg |
葉酸 | ー | 162μg |
【冬】サバのみそ煮&しっとり卯の花
①サバのみそ煮
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[材料・分量] (1人分)
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作り方
1.サバの皮目に十字の飾り包丁を入れ、熱湯にさっと通して、冷水にとり水気を拭く。
2.しょうがの分量の一部で針しょうがを作り、水に放つ。
3.にんじんは「ねじり梅」※に切り、下ゆでしておく。
※花形にくりぬいたにんじんを梅の花に見立てて立体的にカットする。
4.だしに適当な大きさに切ったしょうが、根深ねぎと全ての調味料(ただしみそは半量のみ)を入れ、1のサバを加え、やや弱めの中火で3~4分程度煮る。
5.残りのみそと、ししとう、3のにんじんを加え、1~2分程度煮て、全体的にとろみがついたら火を止め、皿に移し、針しょうがを盛る。
②しっとり卯の花
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[材料・分量] (1人分)
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作り方
1.にんじん、ねぎ、こんにゃく、絹さやは同じ大きさに切る。
2.鍋にごま油を熱し、鶏ひき肉と1を入れて炒め、香りが立ってきたら、おから、だし、調味料を加える。
3.強火にし、時々かき混ぜながら、汁気がなくなるまで30分ほど煮詰め、皿に盛る。
③野菜の揚げ浸し
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[材料・分量] (1人分)
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作り方
1.ごぼうは皮を取り長めの乱切り、ブロッコリーは子房に分け、かぼちゃとエリンギは同じ位の厚さに切る。
2.調味料を合わせて、鍋でさっと煮立て、冷ましておく。
3.1を素揚げし、余分な油を軽く拭いたあと、2に熱いうちに入れ、とうがらしと一緒にしばらく漬け込んだ後、皿に盛る。
④やまといものすり流し汁
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[材料・分量] (1人分)
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作り方
1.やまといも(長いも)は、皮をむいてすりおろす。
2.鍋に1を入れ、調味料と合わせ煮立てただしを少しずつ入れた後、とろみがついたら火を止める。
3.2を椀に注ぎ、青のりを散らす。
⑤雑穀ごはん
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[材料・分量] (1人分)
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作り方
1.米と雑穀は、30分程度浸水し、炊飯する。
2.最後に塩で調味する。
⑥ポンカン
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[材料・分量] (1人分)
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作り方
1.ポンカンを添える。
ポンカンの皮は手でもむきやすく、薄皮はそのまま食べられる。種があるので注意。