ふくおかの食で
健康メニュー
【冬】鶏むね肉のオレンジソース&温野菜サラダ
- ライフステージ
- 妊産婦期
- 健康課題
- 胎児の正常な発育・授乳期の栄養管理
- ①鶏むね肉のオレンジソース
- ②温野菜サラダ
- ③コンソメジュリアン(せん切り野菜のコンソメスープ)
- ④黒米入りもち麦ごはん
- ⑤フルーツヨーグルト
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健康豆知識
【各ライフステージにおける健康課題や食習慣について】
・葉酸は水溶性ビタミンであるビタミンB群の一種です。赤血球の形成過程に必須な補酵素で、DNA合成、アミノ酸代謝、細胞分裂などに必要です。
・妊娠初期に葉酸摂取が不足すると、胎児において二分脊椎などの神経管閉鎖障害を発症するリスクが高まることが報告されています。
・神経管閉鎖障害のリスクを低減させるためには、妊娠の1か月以上前から妊娠3か月までの間、食事からの葉酸摂取(緑黄色野菜、レバー、豆類などに多く含まれる)に加えて、栄養補助食品から葉酸を摂取することが推奨されています。
【献立のポイントと福岡県産食材の紹介】
・ごはんはもち麦と黒米を入れることでもっちり、プチプチとした食感が味わえます。また、もち麦は大麦βグルカンという水溶性の食物繊維を豊富に含んでいて、腸内環境も整えてくれます。
・鶏むね肉は低カロリーで、イミダペプチドという成分が豊富に含まれていて抗疲労効果があるといわれています。活性酸素を抑える抗酸化力もあるので、疲労予防のみならず、疲労回復力を高める効果が確認されています。忙しい年末年始にもってこいの食材です。
栄養価
栄養素 | ー1食当たりの摂取基準 | 本メニュー1食当たりで摂取できる量 |
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エネルギー量 | ー | 802kcal |
たんぱく質 | ー | 34.7g |
脂質 | ー | 24.7g |
炭水化物 | ー | 110.4g |
飽和脂肪酸 | ー | 5.52g |
食物繊維 | ー | 8.4g |
食塩相当量 | ー | 2.4g |
カリウム | ー | 1710mg |
カルシウム | ー | 294mg |
鉄 | ー | 3.6mg |
ビタミンA | ー | 569μg |
ビタミンB1 | ー | 0.45mg |
ビタミンB2 | ー | 0.57mg |
ビタミンC | ー | 143mg |
ビタミンD | ー | 0.3μg |
葉酸 | ー | 223μg |
【冬】鶏むね肉のオレンジソース&温野菜サラダ
①鶏むね肉のオレンジソース
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[材料・分量] (1人分)
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作り方
1.鶏肉は軽く、塩、こしょうをしておく。
2.みじん切りにしたたまねぎはバターでよく炒める。
3.フライパンに油を熱し、鶏肉を焼いて焦げ目をつける。
4.焼いた肉をたまねぎの中に入れて、塩、こしょう、ローリエ、オレンジジュースを加え、ゆっくり煮込む。
5.とろみがついたら味を調え、鶏肉を取り出し、食べやすくスライスする。
6.鶏肉を器に盛り、5のソースをかけ、パセリとともに付け合わせを添える。
7.〔付け合わせ〕
ブラウンマッシュルームは飾り切り(トゥルネ※)すると美しい。
※トルネード(竜巻)のような渦を巻いた模様をつける切り方
8.かぼちゃはスライスし、電子レンジで固めに火を通しておく。パプリカは1cm程度に切る。
9.フライパンにオリーブ油を入れ、かぼちゃ、ブラウンマッシュルーム、パプリカをさっと炒める。
②温野菜サラダ
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[材料・分量] (1人分)
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作り方
1.にんじんは一口大の半月または輪切りにする。
2.小松菜は3cm程度の長さに切る。
3.ブロッコリー、カリフラワーは小房に分ける。
4.1~3を電子レンジで火を通し、器に盛る。
5.マヨネーズ、牛乳、レモン汁、粉チーズ、黒こしょうをよく混ぜて、4の上からかける。
③コンソメジュリアン(せん切り野菜のコンソメスープ)
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[材料・分量] (1人分)
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作り方
1.セロリ、にんじん、たまねぎはせん切りにする。
2.ブイヨンで1の野菜を煮る。
3.塩で調味をして、スープカップに注ぎ、せん切りにした長ねぎを散らす。
④黒米入りもち麦ごはん
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[材料・分量] (1人分)
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作り方
1.洗米し、もち麦と黒米を加え、分量の水で炊く
⑤フルーツヨーグルト
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[材料・分量] (1人分)
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作り方
1.りんごは皮をむかずにダイスに切って薄く塩水にくぐらす。
2.水気を切って器に盛り、ヨーグルトをかける。