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【秋】サンマのみそ煮とチンゲンサイの白和え

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健康課題
低栄養・ロコモティブシンドローム

献立

  • サンマのみそ煮
  • チンゲン菜の白和え
  • さつまいもの粉ふきいも
  • たまねぎのかき玉汁
  • 麦ごはん

使用している
福岡県農林水産物

  • たまねぎ
  • みつば
  • さつまいも
  • 押麦
  • しょうが
  • チンゲン菜
  • にんじん
  • 生しいたけ
  • ぶなしめじ

健康豆知識

・ロコモティブシンドロームとは?
骨、関節、筋肉などの運動器の働きが衰えると、くらしの中の自立度が低下し、介護が必要になったり、寝たきりになったりする可能性が高くなります。高齢になって食事量が減ると、肉・魚などを食べる機会も少なくなります。ロコモを予防するには、適度な運動のほか、筋肉や骨をつくるたんぱく質やカルシウムなどが不足しないようにすることも大切です。
・たまねぎに含まれるアリシンは殺菌作用をもつとともに、ビタミンBと結合してアリチアミンとなり、ビタミンB1の吸収を促進します。ビタミンB1は糖質の分解を助け、新陳代謝を盛んにします。また、食欲増進の効果もあり、低栄養の原因である小食の改善の効果が期待されます。
・鶏肉は良質なタンパク質を多く含んでいます。タンパク質には筋肉や臓器、皮膚や爪などの体の構成に必要不可欠な成分です。ロコモティブシンドロームの予防としてタンパク質を摂取することで健康的な体を維持する効果が期待されます。
・にんじんはビタミンなどを多く含むほか、抗酸化、βカロテンによる免疫力を高める効果などがあるといわれています。また、抗酸化により、老化の原因である活性酵素を防ぐ効果があるといわれています。
・ぶなしめじには細胞活性化作用する効果があるレクチン、キノコ特有の高分子多糖体で免疫向上効果があるβグルカンなどを多く含んでいます。また、ビタミンDも多く含み、免疫力や細胞の代謝機能をアップさせる効果が期待されます。

栄養価

栄養素 高齢期1食当たりの摂取基準 本メニュー1食当たりで摂取できる量
エネルギー量 500~650kcal 676kcal
たんぱく質 13%~20% 12.9%
脂質 20%~30% 27.6%
炭水化物 50%~65% 59.5%
食物繊維 7g以上 5.5g
カリウム 1050mg 947mg
カルシウム 245mg 187mg

【秋】サンマのみそ煮とチンゲンサイの白和え

サンマのみそ煮

[材料・分量] (4人分)

サンマ
308g
しょうが
12g
だし汁
200g
砂糖
20g
しょうゆ
8g
米みそ
40g

作り方

1.サンマを1/4に切り、内臓を取っておく。しょうがは、スライスする。
2.だし汁に、砂糖、しょうゆ、しょうが、米みそを加え、サンマを約20分煮る。

チンゲン菜の白和え

[材料・分量] (4人分)

チンゲン菜
96g
にんじん
40g
生しいたけ
52g
ぶなしめじ
44g
こんにゃく
40g
だし汁
200g
木綿豆腐
120g
薄口しょうゆ
16g
砂糖
12g
12g
ごま
20g

作り方

1.チンゲン菜はゆでて、水気をよく絞って1~2cm程度に切る。
2.生しいたけはスライス、ぶなしめじは石づきを取って小房に分ける。にんじん、こんにゃくは千切りにする。これらをだし汁でゆで、汁気がなくなったら鍋から出し、しっかりと冷ます。
3.豆腐をサッとゆでて、布巾でしっかり絞る。その中に、しょうゆ、砂糖、酒、ごまを入れ、和え衣を作る。
4.冷ました具とチンゲン菜を和え衣で和える。

さつまいもの粉ふきいも

[材料・分量] (4人分)

さつまいも
264g
有塩バター
12g
はちみつ
12g
0.8g
黒ごま
2g

作り方

1.さつまいもは親指大の大きさに切り、皮は残す。そして、崩れない程度に煮る。
2.煮たさつまいもの汁を捨て、同じ鍋でバター、はちみつ、塩を入れ、粉を吹かせる。
3.器に盛り付け、黒ごまをかける。

たまねぎのかき玉汁

[材料・分量] (4人分)

たまねぎ
20g
みつば
32g
だし汁
600g
2g
しょうゆ
4g
48g

作り方

1.たまねぎは粗みじん切り、みつばは葉の部分はちぎり茎を3cm幅の長さに切る。だし汁に入れて火にかける。
2.塩、しょうゆで味付けし、溶き卵を流し入れる。
3.器に盛り付けみつばの葉を飾る。

麦ごはん

[材料・分量] (4人分)

260g
押麦
40g
450g

作り方

1.米を洗米し、押麦を加え既定の水で30分浸漬し、炊飯する。

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