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【秋】揚げ豆腐のきのこあんかけ&かぶと鶏肉の煮物

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健康課題
認知症予防

献立

  • 揚げ豆腐のきのこあんかけ
  • かぶと鶏肉の煮物
  • にんじんのラペ(サラダ)
  • 麦ごはん

使用している
福岡県農林水産物

  • かぶ
  • 若鶏もも肉
  • しょうが
  • 押麦
  • 木綿豆腐
  • 生しいたけ
  • えのき
  • ぶなしめじ
  • まいたけ
  • なめこ
  • みつば
  • にんじん
  • 枝豆

健康豆知識

・認知症の原因の1つに、動脈硬化がいわれています。動脈硬化による脳出血や脳梗塞の後遺症により認知症になることがあります。しいたけはエリタデニン、フィトステリ、グルタミン酸などを含んでおり、エリタデニンには動脈硬化を防ぐ効果があるといわれています。また、しいたけに含まれるグルタミン酸には脳の老化を抑える効果があり、認知症予防の効果が期待されます。
・えのきを咀嚼すると、成分が分泌、吸収され、脳内のドーパミンやアドレナリンの分泌を促す効果があり、脳の働きを活性化させて認知症の予防、認知症の症状の改善する効果が期待されます。
・まいたけはポリフェノールを多く含んでいます。ポリフェノールには脳を活発化させる働きがあり、年齢と共に衰える脳神経細胞を抗酸化作用により守る効果があるといわれています。
・かぶには抗酸化ビタミンの代表格ビタミンCが多く含まれています。また、辛み成分イソチオシアネートにも高い抗酸化作用があり、血中の悪玉コレステロールの酸化抑制、カリウムによる血圧上昇抑制作用からの動脈硬化予防の効果が期待されます。
・にんじんはビタミンなどを多く含むほか、抗酸化、βカロテンによる免疫力を高める効果などがあるといわれています。抗酸化により、老化の原因である活性酵素を防ぐ効果があるといわれています。

栄養価

栄養素 高齢期1食当たりの摂取基準 本メニュー1食当たりで摂取できる量
エネルギー量 550~650kcal 650kcal
たんぱく質 13%~20% 13.7%
脂質 20%~30% 30.3%
炭水化物 50%~65% 56.0%
食物繊維 7g以上 7.3g
カリウム 1050mg 1073mg
カルシウム 245mg 143mg

【秋】揚げ豆腐のきのこあんかけ&かぶと鶏肉の煮物

揚げ豆腐のきのこあんかけ

[材料・分量] (4人分)

木綿豆腐
400g
片栗粉
40g
植物油
20g
生しいたけ
52g
えのき
72g
ぶなしめじ
68g
まいたけ
68g
なめこ
40g
みつば
4g
だし汁
200g
薄口しょうゆ
20g
みりん
24g

作り方

1.木綿豆腐は3~4cm程度の角切りにし、さっとゆでる。
2.ゆでた木綿豆腐に、片栗粉をまぶし、170℃の油で約3分揚げる。
3.生しいたけはスライス、えのきは石づきを取り、半分程度の長さに切る。ぶなしめじ、まいたけは、石づきを落として、小房に分ける。みつばは葉の部分をちぎって茎は3cm長さに切る。
4.切ったきのことなめこ、みつばの茎をだし汁、しょうゆ、みりんで水気がほとんどなくなるまで煮る。
5.揚げた豆腐を器に盛り、きのこあんをかけ、みつばを飾る。

かぶと鶏肉の煮物

[材料・分量] (4人分)

かぶ
264g
若鶏もも肉
120g
だし汁
400g
24g
みりん
24g
薄口しょうゆ
16g
0.8g
しょうが
4g
ゆず果汁
4g

作り方

1.かぶは皮をむいて、下ゆでする。
2.若鶏もも肉は一口大に切る。
3.だし汁に、酒、みりん、薄口しょうゆ、塩を加えて煮汁を作り、その中にかぶと若鶏もも肉を入れて15~20分煮る。
4.若鶏もも肉に火が入ったら、しょうが汁とゆず果汁を加えて仕上げる。

にんじんのラペ(サラダ)

[材料・分量] (4人分)

にんじん
224g
枝豆
144g
くるみ
12g
①レモン汁
8g
②オリーブ油
16g
③砂糖
4g
④塩
2g
⑤黒こしょう
少々

作り方

1.にんじんは皮をむき、長さ5cmの千切りにする。
2.枝豆とくるみを粗くつぶす。
3.にんじんとつぶした枝豆、くるみを合わせ、①~⑤の調味料で和え、しんなりするまで待ち、盛り付ける。

麦ごはん

[材料・分量] (4人分)

260g
押麦
40g
450g

作り方

1.米を洗米し、押麦を加え既定の水で30分浸漬し、炊飯する。

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