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健康メニュー
【春】サワラの梅みそ焼き&そら豆とアスパラガスの天ぷら
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- 認知症予防
- ①サワラの梅みそ焼き
- ②そら豆とアスパラガスの天ぷら
- ③エビとふきの炒め煮
- ④小松菜とキャベツのみそ汁
- ⑤麦ごはん
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健康豆知識
・サワラはタンパク質、DHA、EPA、カリウムを豊富に含んでいます。DHA、EPAは血管の柔軟性を保ち、血液をサラサラにする効果があります。脳の神経細胞は生まれてから増えることはなく、年とともに減っていきますが、DHAを十分にとり続けることにより、脳に刺激を与えると、神経細胞を活性化させることができるといわれています。脳は刺激を与えて鍛えれば、鍛えただけ向上する性質があり、認知症や物忘れの予防に効果が期待されます。
・アスパラガスに含まれるアスパラギン酸は、疲労のもとになる乳酸を分解、新陳代謝を促進する効果があるといわれています。また、ルチンを含んでおり、ルチンは毛細血管を強くする働きがあるといわれています。
・卵はたんぱく質、ビタミン、オメガ脂肪酸などの他、コリンを含んでいます。コリンは脳の記憶形成を助ける働きをしており、認知予防に効果が期待されます。
・活性酵素による酸化が認知症の原因の1つと言われています。小松菜は活性酵素を除去する効果をもつビタミンC、Eを含んでおり、認知症予防に効果が期待されます。
・キャベツに含まれるキャベジンには、胃腸を丈夫にする働きがあります。他にも食物繊維を含んでおり、整腸作用があるといわれています。
栄養価
栄養素 | 高齢期1食当たりの摂取基準 | 本メニュー1食当たりで摂取できる量 |
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エネルギー量 | 500~650kcal | 682kcal |
たんぱく質 | 13%~20% | 18.5% |
脂質 | 20%~30% | 24.4% |
炭水化物 | 50%~65% | 57.1% |
食物繊維 | 7g以上 | 5.5g |
カリウム | 1050g | 1265mg |
カルシウム | 245mg | 146mg |
【春】サワラの梅みそ焼き&そら豆とアスパラガスの天ぷら
①サワラの梅みそ焼き
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[材料・分量] (4人分)
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作り方
1.梅干は種を取って、ペースト状になるまで包丁でたたく。
2.オーブンを160℃に予熱しておく。
3.1を甘みそと合わせ、そこに砂糖、酒、みりんを加える。
4.サワラを2に漬け込んで、寝かせる。長く漬け込んだほうが美味しい。
5.サワラを鉄板に並べ、オーブンで約15分焼く。
②そら豆とアスパラガスの天ぷら
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[材料・分量] (4人分)
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作り方
1.アスパラガスは、固い部分の皮をむき3等分に斜めに切る。そら豆は鞘から取り出しておく。
2.薄力粉、卵、抹茶を合わせて衣を作る。
3.油を160~170℃に熱する。揚げる直前に野菜に衣を絡め、色よく揚げる。器に盛る。
③エビとふきの炒め煮
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[材料・分量] (4人分)
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作り方
1.エビは背わたを取り除き、さっとゆでておく。ふきは重曹または塩で板ずりし、熱湯で5分程度ゆでる。冷水にとって皮をむく。
2.鍋にふき、だし汁、酒、しょうゆ、砂糖を入れ煮る。だし汁が温まってきたらえびを加え、水分量が1/3程度になるまで弱火で煮る。
3.最後に片栗粉を加え、とろみをつける。
④小松菜とキャベツのみそ汁
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[材料・分量] (4人分)
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作り方
1.キャベツは一口大に切る。小松菜はさっと色よくゆでておく。
2.だし汁の沸騰直前に小松菜、キャベツを加え、ひと煮立ちさせる。
3.火を止めてみそを溶かし、器に盛る。
⑤麦ごはん
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[材料・分量] (4人分)
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作り方
1.米を洗米し、押麦を加え既定の水で30分浸漬し、炊飯する。