ふくおかの食で
健康メニュー

【春】サワラの梅みそ焼き&そら豆とアスパラガスの天ぷら

メニュー画像
ライフステージ
高齢期
×
健康課題
認知症予防

献立

  • サワラの梅みそ焼き
  • そら豆とアスパラガスの天ぷら
  • エビとふきの炒め煮
  • 小松菜とキャベツのみそ汁
  • 麦ごはん

使用している
福岡県農林水産物

  • サワラ
  • キャベツ
  • 小松菜
  • そらま豆
  • アスパラガス
  • 抹茶(または粉末茶)
  • ふき
  • 押麦

健康豆知識

・サワラはタンパク質、DHA、EPA、カリウムを豊富に含んでいます。DHA、EPAは血管の柔軟性を保ち、血液をサラサラにする効果があります。脳の神経細胞は生まれてから増えることはなく、年とともに減っていきますが、DHAを十分にとり続けることにより、脳に刺激を与えると、神経細胞を活性化させることができるといわれています。脳は刺激を与えて鍛えれば、鍛えただけ向上する性質があり、認知症や物忘れの予防に効果が期待されます。
・アスパラガスに含まれるアスパラギン酸は、疲労のもとになる乳酸を分解、新陳代謝を促進する効果があるといわれています。また、ルチンを含んでおり、ルチンは毛細血管を強くする働きがあるといわれています。
・卵はたんぱく質、ビタミン、オメガ脂肪酸などの他、コリンを含んでいます。コリンは脳の記憶形成を助ける働きをしており、認知予防に効果が期待されます。
・活性酵素による酸化が認知症の原因の1つと言われています。小松菜は活性酵素を除去する効果をもつビタミンC、Eを含んでおり、認知症予防に効果が期待されます。
・キャベツに含まれるキャベジンには、胃腸を丈夫にする働きがあります。他にも食物繊維を含んでおり、整腸作用があるといわれています。

栄養価

栄養素 高齢期1食当たりの摂取基準 本メニュー1食当たりで摂取できる量
エネルギー量 500~650kcal 682kcal
たんぱく質 13%~20% 18.5%
脂質 20%~30% 24.4%
炭水化物 50%~65% 57.1%
食物繊維 7g以上 5.5g
カリウム 1050g 1265mg
カルシウム 245mg 146mg

【春】サワラの梅みそ焼き&そら豆とアスパラガスの天ぷら

サワラの梅みそ焼き

[材料・分量] (4人分)

梅干し
16g
甘みそ
24g
砂糖
8g
16g
みりん
12g
サワラ
240g

作り方

1.梅干は種を取って、ペースト状になるまで包丁でたたく。
2.オーブンを160℃に予熱しておく。
3.1を甘みそと合わせ、そこに砂糖、酒、みりんを加える。
4.サワラを2に漬け込んで、寝かせる。長く漬け込んだほうが美味しい。
5.サワラを鉄板に並べ、オーブンで約15分焼く。

そら豆とアスパラガスの天ぷら

[材料・分量] (4人分)

そらま豆
268g
アスパラガス
100g
薄力粉
40g
48g
抹茶(または粉末茶)
0.4g
大豆油
40g

作り方

1.アスパラガスは、固い部分の皮をむき3等分に斜めに切る。そら豆は鞘から取り出しておく。
2.薄力粉、卵、抹茶を合わせて衣を作る。
3.油を160~170℃に熱する。揚げる直前に野菜に衣を絡め、色よく揚げる。器に盛る。

エビとふきの炒め煮

[材料・分量] (4人分)

エビ
96g
ふき
400g
だし汁
120g
32g
しょうゆ
16g
砂糖
8g
片栗粉
4g

作り方

1.エビは背わたを取り除き、さっとゆでておく。ふきは重曹または塩で板ずりし、熱湯で5分程度ゆでる。冷水にとって皮をむく。
2.鍋にふき、だし汁、酒、しょうゆ、砂糖を入れ煮る。だし汁が温まってきたらえびを加え、水分量が1/3程度になるまで弱火で煮る。
3.最後に片栗粉を加え、とろみをつける。

小松菜とキャベツのみそ汁

[材料・分量] (4人分)

キャベツ
48g
小松菜
140g
だし汁
600g
麦みそ
32g

作り方

1.キャベツは一口大に切る。小松菜はさっと色よくゆでておく。
2.だし汁の沸騰直前に小松菜、キャベツを加え、ひと煮立ちさせる。
3.火を止めてみそを溶かし、器に盛る。

麦ごはん

[材料・分量] (4人分)

260g
押麦
40g
450g

作り方

1.米を洗米し、押麦を加え既定の水で30分浸漬し、炊飯する。

PDFで印刷する PDFで印刷する