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健康メニュー
【春】山菜ごはん&サワラの香味焼き
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- メタボリックシンドローム
- ①山菜ごはん
- ②焼きしいたけのすまし汁
- ③サワラの香味焼き
- ④がんもどきのみぞれ餡かけ
- ⑤もずくの三杯酢和え
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健康豆知識
・しいたけには、エリタデニンという物質が含まれています。このエリタデニンには善玉コレステロールは低下させず、悪玉コレステロールを低下させる働きや、腸と肝臓の間を循環している胆汁酸と結合して脂肪の吸収を抑制する効果があるといわれています。
・にんじんには、β-カロテンが多く含まれています。β-カロテンは、体内でビタミンAに変換され、たんぱく質の代謝を促す作用をもち、さらに活性酵素の働きを防いでくれるため、コレステロールを下げる効果があるといわれています。また、食物繊維が多く含まれているので整腸作用として効果を発揮し、総合的にメタボリックシンドロームの予防に繋がると考えられます。
・サワラはくせが少なく、淡泊な味わいです。サワラはタンパク質、DHA、EPA、カリウムを豊富に含んでいます。DHA、EPAは血管の柔軟性を保ち、血液をサラサラにする効果があり、中性脂肪の低下、血栓などを防ぐ効果から、メタボ予防に効果が期待されます。
・レタスには豊富なビタミン・食物繊維が含まれています。食物繊維は体内の毒素、老廃物を排出する効果があるとされています。
・もずくは水溶性食物繊維の1つであるフコイダンを豊富に含みます。フコイダンにはコレステロール低下作用・血糖上昇抑制作用などの効果があるといわれています。
栄養価
栄養素 | 中高年期1食当たりの摂取基準 | 本メニュー1食当たりで摂取できる量 |
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エネルギー量 | 500~650kcal | 605kcal |
たんぱく質 | 13%~20% | 20.8% |
脂質 | 20%~30% | 25.9% |
炭水化物 | 50%~65% | 51% |
食物繊維 | 7g以上 | 7.6g |
レチノール活性当量 | 300μg/RAE | 130μg |
野菜使用料 | 116g | 130g |
【春】山菜ごはん&サワラの香味焼き
①山菜ごはん
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[材料・分量] (4人分)
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作り方
1.米は洗米し、もち麦も加え既定の水で30分浸漬する。
2.わらびは食べやすい長さに切る。姫たけのこ、油揚げ、にんじんは細切りにする。
3.1に2としょうゆ、塩を加え炊飯する(鍋の場合は、沸騰後弱火で12分、20分蒸らす)。
4.大葉を千切りにして、上にトッピングしたら完成。
②焼きしいたけのすまし汁
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[材料・分量] (4人分)
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作り方
1.生しいたけは石づきを取り、グリルで表面を焼く。白ねぎは5㎝に切り、格子状に切り込みを入れてグリルで焼き目を入れる。
2.鍋にかつお昆布だし、薄口しょうゆ、塩を加える。
3.器にとろろ昆布をひき、野菜、かまぼこを盛ったらだしを注ぎ、上にかいわれ大根のせて完成。
③サワラの香味焼き
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[材料・分量] (4人分)
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作り方
1.サワラは塩麴、酒につけておく。レタスは千切りにし、水にさらしておく。ミニトマトはくし切りにする。レモンはいちょう切りにする。
2.サワラは、薄力粉、卵、かつお節をつけて油をひいたフライパンで焼く。
3.1の野菜とレモン、大葉を盛り付け、サワラを乗せたら完成。
④がんもどきのみぞれ餡かけ
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[材料・分量] (4人分)
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作り方
1.木綿豆腐は水を切る。乾燥ひじきは水で戻し、熱湯にくぐらせ水気を切る。にんじんはみじん切りにする。小ねぎは小口切りにする。
2.1の具材と薄口しょうゆ、塩麴、片栗粉を混ぜ合わせて、小判型に成型し、サラダ油で揚げ焼きする。
3.鍋に、①~⑥の調味料を加え軽く火を通し、水溶き片栗粉でとろみをつける。
4.がんもどきを器に盛り、4のみぞれ餡をかけたらみつばを飾り完成。
⑤もずくの三杯酢和え
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[材料・分量] (4人分)
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作り方
1.もずくは水洗いする。
2.調味料を合わせてもずくを和え、千切りにしたしょうがを飾ったら完成。