ふくおかの食で
健康メニュー
【夏】塩麹チキンのしょうがソース仕立て&とうもろこしと麦の炊き込みごはん
- ライフステージ
- 高齢期
- 健康課題
- 低栄養・ロコモティブシンドローム
- ①塩麹チキンのしょうがソース仕立て、夏野菜の付け合わせ
- ②とうもろこしと麦の炊き込みごはん
- ③きゅうりとみょうがの酢の物
- ④焼きなすのみそ汁
- ⑤すいか
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健康豆知識
【各ライフステージにおける健康課題や食習慣について】
・高齢になると、食欲の低下、噛む力や飲み込む力の低下、消化・吸収能力の低下などが原因となり、エネルギーやたんぱく質が不足する低栄養の状態になりがちです。低栄養は、フレイル(虚弱)やサルコペニア(筋肉減少症)の原因となり、寝たきりや死亡のリスクを高めます。
・まめに食べて、身体を動かすことで、食欲や食事の量を維持し、低栄養を予防することが必要です。
・暑い時期には、熱中症対策も重要です。高齢者は、のどの渇きや暑さを感じにくいため、脱水症・熱中症になりやすいのが特徴です。また、高齢者の熱中症の半分以上は、室内で発生しています。
・熱中症予防には、室内温度の調整に加えて、水分の摂取が必要です。1日3食をきちんと食べることで、食事からの水分を摂取するとともに、のどが渇かなくても意識的に水分を補給するようにしましょう。
【献立のポイントと福岡県産食材の紹介】
・本献立は、健康課題である低栄養やロコモティブシンドロームの予防や改善を念頭に、 1食あたりのエネルギーを確保した上で、それに占めるたんぱく質比率を高く設定し、高齢者の筋肉合成に必要とされるたんぱく質(25g以上/1食あたり)を満たす栄養価となるよう工夫されています。さらに、季節の食材が使われた夏らしく涼しげな献立は、私たちの食欲や食事量を低下させる暑い夏を乗り切るための一助となります。
・とうもろこしは、エネルギーの補給源となる糖質が主成分であり、ビタミンB群や食物繊維も含んでいます。
・オクラのぬめりは、胃粘膜の保護や、夏ばて防止などの健康効果が期待されています。
・なすは水分が多く、焼、煮、揚、漬物など、色々な料理と相性がよい特徴をもつ優れた食材です。
栄養価
栄養素 | ー1食当たりの摂取基準 | 本メニュー1食当たりで摂取できる量 |
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エネルギー量 | ー | 509kcal |
たんぱく質 | ー | 25.1g |
脂質 | ー | 12.1g |
炭水化物 | ー | 73.4g |
飽和脂肪酸 | ー | 3.89g |
食物繊維 | ー | 5.0g |
食塩相当量 | ー | 2.8g |
カリウム | ー | 1001mg |
カルシウム | ー | 910mg |
鉄 | ー | 2.1mg |
ビタミンA | ー | 183μg |
ビタミンB1 | ー | 0.27mg |
ビタミンB2 | ー | 0.24mg |
ビタミンC | ー | 81mg |
ビタミンD | ー | 2.4μg |
葉酸 | ー | 103μg |
【夏】塩麹チキンのしょうがソース仕立て&とうもろこしと麦の炊き込みごはん
①塩麹チキンのしょうがソース仕立て、夏野菜の付け合わせ
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[材料・分量] (1人分)
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作り方
1.鶏むね肉(皮付き)を調味料(塩麹、こしょう、白ワイン)に数時間漬け込み、オリーブ油で焼く。
2.溶かしバターに、湯むきしカットしたトマトとしょうが汁、レモン汁、水を混ぜソースをつくる。
3.オクラはゆで、パプリカは焼く。
4.1~3と青しそ、レモンを皿に盛る。
②とうもろこしと麦の炊き込みごはん
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[材料・分量] (1人分)
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作り方
1.米と麦は洗う。
2.包丁でとうもろこしの実をそぎとる。
3.1と2にとうもろこしの芯と調味料(しょうゆ、みりん、酒、だし)を入れ一緒に炊飯する。
4.芯を取り除き、茶碗に盛る。
③きゅうりとみょうがの酢の物
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[材料・分量] (1人分)
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作り方
1.きゅうりは輪切りにして塩もみし、水で洗う。
2.1に千切りみょうがと水で戻した寒天を混ぜる。
3.調味料を混ぜる。
4.2と3を合わせ皿に盛り、しらすを天盛りする。
④焼きなすのみそ汁
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[材料・分量] (1人分)
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作り方
1.焼きなすをつくり、食べやすい大きさに切る。
2.油揚げは、食べやすい大きさに切って焼く。
3.1と2を椀に入れ、みそをだしでといて注ぎ、ねぎをちらす。
⑤すいか
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[材料・分量] (1人分)
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作り方
1.食べやすい大きさに切り皿に盛る。