ふくおかの食で
健康メニュー
【夏】あなごと夏野菜の甘辛煮&チャーハン
- ライフステージ
- 学童期
- 健康課題
- ジュニアアスリート
- ①あなごと夏野菜の甘辛煮
- ②チャーハン
- ③トマトと卵のスープ
- ④キウイフルーツ
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健康豆知識
【各ライフステージにおける健康課題や食習慣について】
運動中の主なエネルギー源は、血糖と筋肉や肝臓に貯蔵されているグリコーゲンですが、これらが不足すると疲労が出現しパフォーマンスが落ちる原因となります。また運動時の身体のタンパク質の分解も激しくなるために、運動後にすみやかに炭水化物、たんぱく質をとり、筋肉のタンパク質の分解を補うことが必要です。
小中学生では、スポーツをしていない子どもに比べてスポーツをしている子どもでは、エネルギーを約500kcal多めにとる必要があります。そのため、朝、昼、夕の3食だけでは摂取しきれないエネルギーや栄養素を満たすための食事を用意することが必要です。それを補食といいます。運動する前にエネルギー源となるグリコーゲンの原料である炭水化物をとり、運動後は炭水化物とたんぱく質をとるようにします。
【献立のポイントと福岡県産食材の紹介】
ジュニアアスリートは、アスリートであると同時に心身の成長が著しい子どもでもあります。ジュニア期の食事不
足(栄養不足)は、健全な成長の妨げとなりアスリート生命だけでなく、健康状態にも影響を与えます。そ
のため、アスリートとしての食事というより成長のための食事と捉えましょう。
ただし、部活動で身体を動かす分、
他の子よりエネルギー多く消費します。一日三食+補食でエネルギー不足にならないようにしましょう。身長が
伸びても体重に変化がない場合、エネルギー不足が生じています。専門家へ相談し、食事を見直してみま
しょう。
栄養価
栄養素 | ー1食当たりの摂取基準 | 本メニュー1食当たりで摂取できる量 |
---|---|---|
エネルギー量 | ー | 738kcal |
たんぱく質 | ー | 30.9g |
脂質 | ー | 29.2g |
炭水化物 | ー | 84.1g |
飽和脂肪酸 | ー | 5.8g |
食物繊維 | ー | 10.8g |
食塩相当量 | ー | 3.2g |
カリウム | ー | 1370mg |
カルシウム | ー | 187mg |
鉄 | ー | 3.2mg |
ビタミンA | ー | 524μg |
ビタミンB1 | ー | 0.44mg |
ビタミンB2 | ー | 0.70mg |
ビタミンC | ー | 95mg |
ビタミンD | ー | 1.4μg |
葉酸 | ー | 201μg |
【夏】あなごと夏野菜の甘辛煮&チャーハン
①あなごと夏野菜の甘辛煮
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[材料・分量] (1人分)
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作り方
1.あなご、なす、オクラ、にんじん、セロリ、茎にんにくは短冊切りにする。あなごは少量の片栗粉をまぶし、160℃の油で素揚げする。
2.熱した油でみじん切りしたにんにく、しょうが、白ねぎを入れ、1を炒め、豆板醤、酒、しょうゆ、砂糖、鶏がら出汁で味を調える。
3.仕上げにごま油を入れ、水溶き片栗粉でとろみをつける。
②チャーハン
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[材料・分量] (1人分)
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作り方
1.米を炊く。
2.白ねぎは荒みじんにし、ハム、戻したしいたけ、たけのこは1cm角に切る。
3.少量のごま油を入れて2をさっと炒め、皿に取り出す。
4.熱したフライパンに油を入れ炒り卵を作る。
5.3で使用したごま油の残りを入れて、1、3とずわいがにを混ぜ切るよう炒める。
6.砂糖、塩、酒、しょうゆ、こしょうで調味し、炒り卵とグリンピースを飾る。
③トマトと卵のスープ
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[材料・分量] (1人分)
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作り方
1.ハム、たけのこは千切り、ほうれん草は5cm長さに切る。もやしは洗っておく。
2.ごま油を入れ、1を炒め、トマトを加えた後、鶏がらだし、こしょう、しょうゆで味を整え、水溶き片栗粉で濃度をつける。
3.ほぐした卵を入れ、半熟の状態で火を止める。
④キウイフルーツ
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[材料・分量] (1人分)
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作り方
1.キウイフルーツは花切りにする。