ふくおかの食で
健康メニュー
【夏】ドライカレー&ごぼう素揚げとレタスのサラダ
- ライフステージ
- 青年期
- 健康課題
- これから家庭を持ち、親になる一世代へ
- ①ドライカレー
- ②ごぼう素揚げとレタスのサラダ
- ③ジュリエンヌスープ(せん切り野菜のスープ)
- ④グレープフルーツゼリー
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健康豆知識
【各ライフステージにおける健康課題や食習慣について】
・厚生労働省の「国民健康・栄養調査」によると、成人の朝食欠食率は、男性で約15%、女性で約10%で推移しています。年齢階級別でみると、男女とも20歳代が最も高く、男性は約30%、女性は約24%です。朝食を欠食することで、1日の生活リズムの乱れ、低体温(冷え性)、脳へのエネルギー供給不足(集中力ややる気の低下)につながります。
・また、1日の食事回数が少なくなると、1回の食事量が多くなり、肥満、糖尿病、脂質異常症など生活習慣病にかかりやすくなります。
・国の「第3次食育推進基本計画」では、朝食を欠食する人の割合の減少を目標のひとつに掲げています。
【献立のポイントと福岡県産食材の紹介】
・青年期は生活環境を取り巻く環境が大きく変化し、食習慣においても自分の食事スタイルを確立する時期であることから良好な栄養状態を確保し維持することは、将来の生活習慣病の発症や重症化を予防し、健康寿命延伸するうえで重要です。本献立は、食欲が落ちやすい夏にバランス良く栄養素を摂取できるように工夫されています。
・オクラはカルシウムやマグネシウムなどのミネラル、βーカロテン、ビタミンB1、B2が豊富です。
・ごぼうは、便秘の解消、整腸作用、動脈硬化やがんの予防に効果があるイヌリンやセルロース、リグニンを含んでいます。また、カリウム、マグネシウム、亜鉛、銅などのミネラルも多く含みます。
栄養価
栄養素 | ー1食当たりの摂取基準 | 本メニュー1食当たりで摂取できる量 |
---|---|---|
エネルギー量 | ー | 728kcal |
たんぱく質 | ー | 24.4g |
脂質 | ー | 19.1g |
炭水化物 | ー | 115.8g |
飽和脂肪酸 | ー | 4.08g |
食物繊維 | ー | 10.7g |
食塩相当量 | ー | 2.7g |
カリウム | ー | 1326g |
カルシウム | ー | 150mg |
鉄 | ー | 4.4mg |
ビタミンA | ー | 321μg |
ビタミンB1 | ー | 1.8mg |
ビタミンB2 | ー | 0.52mg |
ビタミンC | ー | 0.41mg |
ビタミンD | ー | 169μg |
葉酸 | ー | 124μg |
【夏】ドライカレー&ごぼう素揚げとレタスのサラダ
①ドライカレー
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[材料・分量] (1人分)
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作り方
1.牛もも肉、豚もも肉は細かく切る。たまねぎ、ピーマン、にんじん、にんにく、しょうがはみじん切り、マッシュルームはスライスする。
2.1を油で炒め、*とローリエを加えて水分がなくなるまで炒め煮る。炒め終わったらローリエは取り出す。
3.卵はゆでて輪切りにする。
(卵(Mサイズ)1個=約50gです)
4.炊いた麦飯に2をかけ、ゆで卵と色よくゆでたオクラを盛りつける。刻みパセリを散らす。
②ごぼう素揚げとレタスのサラダ
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[材料・分量] (1人分)
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作り方
1.ごぼうをささがきにして素揚げする。
2.たまねぎはスライスして水にさらし、レタスは一口大に切って器に盛り、ごぼうをのせ、合わせた*をかける。
③ジュリエンヌスープ(せん切り野菜のスープ)
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[材料・分量] (1人分)
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作り方
1.たまねぎ、にんじん、セロリ、根深ねぎ、きゅうり、パプリカを千切りにする
2.きくらげは水で戻す。
3.洋風だしに1と2、こしょうを加えて煮る。
4.※ジュリエンヌとは、フランス語で「せん切り」の意味です。
④グレープフルーツゼリー
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[材料・分量] (1人分)
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作り方
1.ゼラチンを水でふやかす。
2.軽く温めたグレープフルーツジュースに、1のゼラチンを加えて溶かし、型に流して冷やし固める。
3.グレーフルーツを飾る。