ふくおかの食で
健康メニュー
【夏】鮭のチーズはさみ焼き&なすのおろし大根オリーブ油漬け
- ライフステージ
- 妊産婦期
- 健康課題
- 胎児の正常な発育・授乳期の栄養管理
- ①鮭のチーズはさみ焼き、ほうれん草のソテー
- ②なすのおろし大根オリーブオイル漬け
- ③もずくのコンソメスープ
- ④胚芽米ごはん
- ⑤みかん
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健康豆知識
【各ライフステージにおける健康課題や食習慣について】
・近年わが国では、他の先進諸国と比較して、低出生体重児(2500g未満で生まれてくる新生児)の割合が増加していることが知られています。この原因としては、出産年齢の高齢化、やせている女性の増加、妊婦の喫煙・飲酒、妊娠中の体重増加抑制に対する厳しい指導などが挙げられています。
・低出生体重児は、出生後から新生児期における様々な合併症のリスクが高くなることや発育・発達の遅延だけでなく、将来生活習慣病などの疾患にかかる確率が高くなることが報告されています。
・「小さく産んで大きく育てる」ことがいいとされていた時代もありました。確かに母体の負担は軽くなるかもしれませんが、子どもの将来の健康のことを考えると、妊娠中に栄養摂取を過度に控えるのは問題です。
【献立のポイントと福岡県産食材の紹介】
・夏の食事では特に栄養素の不足には留意したいものです。旬の食材は栄養価も一番充実しています。
・ほうれん草、トマトは定番の野菜ですが、それぞれ鉄やビタミンも多く、食べやすい食材です。特にトマトに含まれるリコピンは抗酸化作用を持ち、多くの研究でその健康増進への効果が報告されています。
・なすの皮の紫紺色にはナスニンというポリフェノールの一種が含まれています。油分とともに食べることで吸収率もアップします。なすには体を冷やす効果もあるので、暑い夏にはおすすめです。ただし、食べ過ぎには注意しましょう。
栄養価
栄養素 | ー1食当たりの摂取基準 | 本メニュー1食当たりで摂取できる量 |
---|---|---|
エネルギー量 | ー | 694kcal |
たんぱく質 | ー | 26.5g |
脂質 | ー | 21.7g |
炭水化物 | ー | 96.0g |
飽和脂肪酸 | ー | 4.38g |
食物繊維 | ー | 6.1g |
食塩相当量 | ー | 2.5g |
カリウム | ー | 1142mg |
カルシウム | ー | 153mg |
鉄 | ー | 2.4mg |
ビタミンA | ー | 282μg |
ビタミンB1 | ー | 0.46mg |
ビタミンB2 | ー | 0.33mg |
ビタミンC | ー | 73mg |
ビタミンD | ー | 23.1mg |
葉酸 | ー | 172μg |
【夏】鮭のチーズはさみ焼き&なすのおろし大根オリーブ油漬け
①鮭のチーズはさみ焼き、ほうれん草のソテー
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[材料・分量] (1人分)
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作り方
1.鮭は切り身の半分の厚さに切り込みを入れ、塩、こしょうをする。
2.切り込みの中に千切りにした青しそ、チーズをはさみ、薄力粉をまぶして油を引いたフライパンで両面を焼く。
3.ほうれん草は4cm長さに切り、*の油で炒め、*塩、*こしょうをする。
4.トマト、レモンは輪切り(くし型)にし、3とともに2に添える。
②なすのおろし大根オリーブオイル漬け
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[材料・分量] (1人分)
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作り方
1.なすは網焼きにして、冷水にとり、皮をむいたら5cm長さの拍子切りにする。
2.大根は皮をむき、おろしておく。
3.おろした大根に調味料、オリーブオイル、焼いたなすを加え、器に盛り付ける。
③もずくのコンソメスープ
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[材料・分量] (1人分)
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作り方
1.コンソメスープにもずくをいれ、一煮立ちさせる。
2.塩で味を調え、小口に切った葉ねぎを散らす。
④胚芽米ごはん
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[材料・分量] (1人分)
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作り方
1.米に胚芽米を加え洗米する。
2.水を加えて炊飯する。
⑤みかん
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[材料・分量] (1人分)
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作り方
1.みかんはきれいに洗い、皮つきのまま輪切りにし、皿に盛り付ける。